2015年1月19日月曜日

節分の「豆」

2月3日「節分」に使用される「福豆」の出荷が今年も
ピークを迎えているそうです。
コンビニなどでは「恵方巻」がメインになりつつありますが、
伝統の「豆まき」に使用される「豆」。
こちらも前々回まで取り上げました「大豆」です。
「炒り豆」と鬼の面

豆まきに使用される大豆は「炒り豆」です。
これは、「まいた後に外で芽を出さないように」する為。
まいた種から芽が出ると縁起が悪いといわれ、
「豆の中に鬼を封じ込めて外に追い出す」というのが
豆まきの主題であるからだそうです。

もともと豆は、「穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている」
という信仰があります。、また、語呂合わせで「魔目(豆・まめ)」を
鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅(まめ)」に通じ、
鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、
一年の無病息災を願うという意味合いがあります。
毎年「豆まき」を行っている「名古屋・大洲観音」

昔ながらの豆まきは「炒り豆」を使用しますが、
現代では「落花生」のような殻付きの豆や、袋入りの炒り豆を
まいている地域もあります。
どうしても外にまいた豆を食べる気にはならないので、
後で食べられるように、という意味合いからだそうです。

因みに2022年~2057年は、西暦を4で割ったあまりが「1」の年は
2月2日が節分となるそうです。
一番早くて2025年ですね。
こちらは「節分草」。
「準絶滅危惧種」で節分の頃に花を咲かせます。

縁起が良いとされる「豆」。
節分以外にも多々利用されています。
色々調べてみるのも面白いですよ?

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