2011年10月28日金曜日

まだまだこれから

浜松市三方原の農協JA婦人部「百草会」が栽培しているなたまめ圃場。
あの台風でも、辛うじて立っていました。




今日、お邪魔したら、
残った莢(さや)が、ずいぶん大きくなっていましたよ!


中の豆が育って、丸々としてきたんですね。

本来は、もっと大きくなって乾いてきて、11~12月に収穫ですから
もう少し頑張るのかな?
今年は静岡では、青ざやでの収穫が大半でしたから、楽しみです。

ちなみに
隣に植えているウコンも大きくなっていました!
初夏のウコン

秋にはこんなに大きくなりました
百草会のみなさん、頑張ってください。

(なたまめ普及会)

2011年10月25日火曜日

なたまめ茶飲み比べ①「丹波のなた豆茶」

なたまめ茶を飲み比べてみました。
7つ取り寄せたので、1つずつご紹介します。

まず、黒豆で有名な
豆どころの「丹波」のなたまめ茶を試飲。

商品名「丹波なた豆茶」URL:http://www.natamame.jp/
製造者:有限会社こやま園
生産者:有機豆本舗丹波
3g1袋で
1リットルが煮出せて

2500円



丹波産の白なたまめ100%で
農薬や化学肥料を一切使用しておらず、丹波というブランドもあり人気のお茶
のようですね。

今見たら完売でしたよ。



早速飲んでみました。
見た目の色は濃くないですね~。

丹波のなた豆茶
お味は…

少し香ばしい香りがしますが、あまりクセがなく、さらっと飲めます。もっと香りがあってもいいかな?私としては、ほうじ茶というより麦茶と近い感じがしました。

友人にも飲んでもらいましたが、みんな飲みやすいとのこと。
コーヒーが苦手な友人は、味が濃くないのでうれしいと言っていました。

効能は、容量によりますが大体どこのなたまめ茶も同じでしょうから
続けて飲むことが大事ですね~!

以上、なたまめ茶レポート第一弾でした。

これから2番目3番目と飲んでいくと、違いが出てくると思います。
最後にその辺もまとめてみますのでお楽しみに。

(なたまめ普及会)

2011年10月17日月曜日

なたまめ収穫祭

10月16日、日曜日

NPO法人障害福祉サービス施設「やくわり」にて
なたまめ収穫祭が行われました。
今年4月から、障がい者の方々の生活訓練や就労支援のひとつとして、耕作放棄地を耕し、なたまめの栽培を行ってきました。

秋~冬にかけて、その収穫をイベントにして地域の方と一緒に楽しむことにしていたんですね。

あいにく、先月の台風で支柱は半分以上倒れてしまいましたが、
今回、残っているなたまめを全部、みんなで収穫~片づけまでを行うことにしたようです。

開始時間の10時
利用者さん、職員さん、ボランティアのみなさんが準備をしてくださっていました。
私も娘を連れて参加させていただきましたが、子どもになたまめの説明してくれたり、獲り方を教えてくれたり、とても温かく迎えてくださいました。

肝心のなたまめは、そこここにブラブラとぶら下がっていて、思ったよりたくさんの収穫ができました。

利用者の方や支援学校の子どもたち、その親御さん、ご近所のみなさんが集まって
大きななたまめに感激しながら、大人も子どもも楽しそうになたまめを獲り、両手いっぱいに運び、
ご覧のように8ケースものさやを収穫することができました。

途中、この地域「中東遠」の市民活動NPOのみなさんが視察にいらっしゃって、大きさにビックリされていたので、せっかくならと理事長と一緒になたまめのお話をいろいろさせていただきました。

効能や地域への貢献度に興味津々でした。
「磐田や掛川でも、耕作放棄地をなたまめにしましょう!」という声があがり、普及会としてはとてもうれしい出会いになりました。

収穫と片付けの合間には、バーベキューもご用意いただき、
参加者のみなさんと楽しいひとときを過ごすことができました。


こうして、なたまめを通じて
障がい者のみなさんと一緒に汗をかいたこと、地域とつながっていけること、本当に感激です。
ありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。

(なたまめ普及会)

2011年10月12日水曜日

なたまめ収穫祭のお知らせ(やくわり)

先日の台風で
ほとんどの圃場が壊滅的なダメージを受けた中、
3割ほどのなたまめが何とか立っていた圃場がありました。

袋井の障害者福祉サービス施設「ワークショップやくわり」さんです。

耕作放棄地を耕して、今年初めてチャンレンジしたなたまめ。

毎日、担当の利用者さんと職員さんでお世話をしてきました。
土質があまりよくなかったのか、あとは水が足りなかったのか
なかなか花が咲かず、葉っぱもカリカリとして心配な時期もありましたが


このたび、「なたまめ収穫祭」を行うことになりました!



以前取材に行ったとき、お楽しみとしてイベントを考えているんだよ、とお聞きしていましたが
実現できてよかったですね!


▼なたまめ収穫祭について

日時:10月16日(日)10:00~15:00

場所:ワークショップやくわり(静岡県袋井市大野391)

収穫と片付けのお手伝いをしながら
11:00頃から、みんなでランチ!
利用者さんによるバーベキューの用意があるそうですよ。

参加は無料!どなたでも大歓迎。

ただ、畑作業になるので、
・軍手
・帽子
・汚れてもいい服
・長靴
をご用意ください。とのことです。


楽しみですね!
ぜひ、みなさんご都合がつけばお出かけください。

この収穫祭の様子は、またご報告として、記事を書きたいと思います。お楽しみに!

(なたまめ普及会)

2011年10月6日木曜日

青ザヤ収穫~処理

 先日の台風で、各圃場で青ザヤが収穫されました。
通常は、あと少し、1~2ヶ月で大きく育って乾燥した茶色い状態で収穫となるのですが
今回は、早々に収穫を決断せざるを得なかったようですね。


そしてその後、お茶になるべく買い取られたので、その加工工場へお邪魔しました。
豆と莢(さや)だけではなく、蔓(つる)も葉も大量に収集されていましたよ。


これで250kgくらいだそうです。

なたまめって全部に栄養があるんですよ!ご存知でしたか?粉砕や焙煎など、葉や蔓、莢、豆・・・それぞれに合った加工方法を経て、ブレンドされます。

収穫量はこの日だけで1トンは超えていたそうです。
とにかくすごい量です。
今回、臨時助っ人として、
圃場も運営している障がい者の就労移行支援施設「たんぽぽ作業所」の方が活躍していました。

まず、莢を「使えるものと使えないもの」にきちんと分けた後
それぞれが作業を進めます。


布できれいに拭いて、
ナイフやカッターで先端を切って、
(いんげん豆の下ごしらえみたいですね)

莢を開いていきます。
中には赤茶色い豆が育っていました。それにしてもやっぱり大きいですね!

皆さんもくもくと、そして着々と作業を進めていて、
大体8~10kgを2人で15分ほどで処理していました。

あの量を見たら気が遠くなってしまいましたが
育成する農家さん、そしてこうした細かい作業、加工のお陰で
美味しいなたまめ茶が出来るんですね~

今度、なたまめ茶の飲み比べ記事もアップしたいと思います。

そして、少しずつ普及も進んでいて、沖縄でも栽培が進みそうですよ。
またお知らせします!

(なたまめ普及会)

2011年10月3日月曜日

台風の爪痕となたまめ浸透

台風後の市民農園がすごいことになっていました。

ハウスはどれも芸術的にぐにゃりと曲がり、
なたまめも、アーチが壊れ、苗は抜けてしまったようで
青ザヤで買い取ってもらったそうです。
なたまめ圃場もご覧の通り
それにしても、改めてすごい風だったんだなと実感しました。
管理小屋も浮いたそうで(!)
スタッフのみなさん、補修に追われていました。

続いて
浅羽の農家さんがハウスリユースで栽培しているなたまめは
さすが、もう骨組みだけなので、元気でした。

逆に水分補給がよかったのか?どこを見てもたわわに実っていましたよ。


ただ、その道を挟んで向かい側のハウスでは台風による被害の補修作業をしていました。
お聞きしたら、木の電柱が倒れたそうで・・・!

電柱設置と電気工事と
ハウスの骨組みを再利用して、組み直していました。

海沿いはどこも壊れているので、新しい資材が足りないんだそうです。

そこにいたおじさまが、
「なたまめって初めて見たよ!66年間生きてきて知らなかった~!」とおっしゃっていました。
向かいに何かヘチマみたいなものが出来ているから気になって
なたまめというのを初めて知って・・・

どうやら調べて下さっていたようで、私に
「なたまめってどうやって食べるか知ってる?」と。
「福神漬けですよね?」
「そうだよ!良く知ってるじゃん。俺も俺の周りも誰も知らなんだよ」と。

ジャックと豆の木の話やお茶や歯磨き粉の話などをしたらビックリしていました。
こうやって実際に見て、お話して知っていただくのも楽しいですね!

楽しくお話をさせていただいた隣のおじさま、ありがとうございました!

(なたまめ普及会)