効能・効果

なたまめは、食用または薬用目的で、世界中で医薬品としても利用されています。

■栄養と機能性について
タンパク質やミネラル、ビタミンなどの栄養分がたっぷり含まれているほか、サポニンや酵素の力によるさまざまな健康・美容への効果が期待されています。


機能性成分として
第一に アミノ酸の一種カナニバンがあり、排膿作用(要は膿(ウミ)を出す)、抗炎症作用があります。
→歯槽膿漏や歯肉炎に効果があり、抗炎症ということで花粉症にも良いとも言われています。
第二は コンカナバリンAで、抗腫瘍作用があります。
→癌の予防になると言われています。
第三は ウレアーゼで、腎臓機能を活性化させ排尿を活発にするため水毒より起こる各種の疾患に有効とのこと。
→腎機能が回復すると、むくみが解消されるほか、高血圧症、高脂血症、痛風、糖尿病などの合併症のリスクを減らすことができます。
第四は ミネラルで、カルシウムやカリウム、鉄、マグネシウム、リン、亜鉛などを多く含んでいます。これらは新陳代謝を円滑に行えるように働きます。
→肥満予防、むくみに効果があると言われています。


■効能・効果
以上の成分が含まれていることで様々な効能・効果が報告されています。

排膿、消炎作用が強力で、膿が溜まったときの民間の薬として、また滋養強壮の薬として用いられてきました。体液、血液の浄化作用もあります。
特に歯槽膿漏、鼻炎、蓄膿症、歯肉炎、痔、化膿性の湿疹、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎、膝通、関節痛など。
また、血圧や腎臓の回復、花粉症にも効果があると言われています。

なたまめ茶は特に、口臭が気になる方や、鼻の通りが悪い方、体の中にある嫌な物に困っている方などに飲まれています。
体にたまった嫌な物をスッキリする効果があるんですね。 ちなみにノンカフェインです。

■副作用について
成長したなたまめには、豆類特有の強いアクがあるため、生食では食べられません。
適切な加工処理をせずにそのまま食べると、嘔吐や下痢、腹痛などの症状を引き起こします。
昔から「毒と薬は表裏一体」と言うように薬効をもたらす成分(青酸配糖体や有毒性アミノ酸のカナバニンやコンカナバリンA)に由来するもので、人体には強すぎる薬効性ということになるのでしょう。

調理する前に2日ほど水に浸して、ゆでこぼしを2〜3回して水にさらした後、炒ったり発酵したりすれば毒性はなくなります。
が、自宅で育てたなたまめで料理やお茶を作ったりする場合は、充分に注意を払って処理を行う必要があるでしょう。

なたまめ普及会では、
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