2014年12月17日水曜日

ナタマメに含まれる成分とその効能

ご質問を多々いただいておりまして、
ブログを見てくださっている方が多く感謝感謝です。

冬にはあったかい「なたまめ茶」

ご質問いただいた中でやはり多いのが「効能」について。

「効果・効能」のページにもありますが、
「なた豆歯磨き」や「なたまめ茶」を飲むに当たって
何がからだにいいのか。

内容成分からその成分の効果を詳しく列挙します。
ただし、「ナタマメの加工品」から確実に得られる効果・効能と
言うわけではなく、「成分そのもの」の効果・効能ですので、
ご注意ください。

「カナバニン」

タンパク質を構成するアミノ酸の一種です。

<効能>
血液・体液の流れを促進する
→動脈硬化や高血圧を予防する

膿を排出したり炎症を抑える働き
→蓄膿症・歯槽膿漏・歯ぐきの腫れや出血などの炎症、
 副鼻腔炎、膿をともなう痔ろう・いぼ痔・脱肛

「コンカナバリンA」

ナタ豆から抽出された糖結合性タンパク。

<効能>
腎臓のろ過機能の回復を助ける
→むくみの解消・糖尿病予防

免疫力を高める働き
→歯周病予防、花粉症やアトピー性皮膚炎などの
 アレルギー症状を緩和する

抗腫瘍作用
→癌細胞の発生・増殖予防
そろそろ始めよう「花粉症対策」

「ウレアーゼ」

主成分がタンパク質の酵素。
尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解する。

<効能>
有毒な物質を体外に排出する
→むくみの解消・糖尿病予防

腎機能の向上

「アミラーゼ」

消化酵素。胃腸薬、消化剤として市販もされ、
胃もたれや胸焼けの治療、防止に服用されている。

<効能>
市販薬の成分に使われていて、
胃腸薬(胃腸の痛みを和らげる・消化を助ける)
下剤(便通を良くする)など。

「サポニン」

漢方薬など、生薬の多くに含まれる
サポゲニンと糖から構成される配糖体の総称。

<効能>
界面活性作用(毒性)
→細胞膜を破壊する、
 血液に入った場合に赤血球を破壊(溶血作用)

脂肪の吸収を遅らせる、
吸収された糖質が脂肪へ合成されることを抑制する
→ダイエット補助


他にも「食物繊維」(便通を良くする)、「ミネラル類」
「たんぱく質」などが含まれます。

体質改善に「なたまめ」を!

人によって効果が「出る・出ない」の差があったりしますので、
一概に「効く!」とは言えませんが、
現在の研究結果として発表されている効果・効能のある
色々な成分が入っているのは間違いありません。

ご意見いただく中で「効いたよ!」という方も結構
いらっしゃったりしますので、
心当たりのある症状があった方は、一度お試しいただいて
体質改善を図ってみてはいかがでしょうか。

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