2011年7月30日土曜日

「ワークショップやくわり」紹介


耕作放棄地だった土地に今年初めてなたまめを植えて頑張っていらっしゃる
「ワークショップやくわりさん」




NPO法人の指定障がい福祉サービス施設です。
ここでは障がいを持つ皆さんの生活訓練や就労支援を行っています。

現在25名のみなさんが通っていらっしゃいます。
この日は7/31(日)に行われる納涼祭の準備に追われていました。
普段は、自動車関係や銀行など地元企業からの内職作業、畑仕事や創作活動を行いながら日々訓練をしているそうです。

その畑仕事の中のひとつが「なたまめ」なんですね。
ありがとうございます。

ところで
この施設名「やくわり」って、とても印象的ですよね。
どうしてこの名前になったのか?運営者の園田理事長にお聞きしました。

良く聞かれるんですけどね。

ハンデをお持ちの皆さんって、望んでそう生まれてきたわけではないんですよね。

でも、「人は生まれてきたからには必ず何か役割がある」と言いますよね。
みなさんのそんな「役割」を見つけてサポートするのが私たちの「役割」なのではないか
?と。
そんな思いからこの名前になったんですよ。


とても優しい表情でお話しして下さいました。

障がいを持った人は、どうしても二重三重のハンデが伴います。
その中で20~30年生きてきた皆さんとどう関わっていくのか?
「純粋でたくましい」素敵な所を伸ばしていきたいですし「日常の当たり前を手に入れることの大切さと大変さ」を実感しています。
だから、通って来るメンバーの笑顔を見たくて、スタッフ共々「やくわり」を共有しています。


ハンデを持ったご家族がいたことがきっかけで、いつかこういう活動をしたいと思っていたそうです。
現在も前職の塾の講師をしながら運営をされています。
さすが先生!長年の塾の生徒さんのネットワークがあり、施設でのイベントや環境にも一役買っているそう。
また、先生ならではの、メンバーや職員を楽しくさせてしまう仕掛けがありました。

それがこちら!

もうすでにごほうびを用意!
秋に「なたまめ収穫祭」を企画して、楽しみを持って進めているんだそうです。

なたまめ畑は今年初めて。素人なので大変ですよ、と理事長。

もともと耕作放棄地だった土地を開墾、ツルハシや三本鍬が折れてしまうほど、葛のつるやタンポポの根が茂っていたそうで…
職員さんとメンバーさんで頑張ってここまで育ってきています。

収穫祭、楽しみにしています!

ありがとうございました。

(なたまめ普及会)

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