2011年7月29日金曜日

生産者インタビュー【たんぽぽさん】

磐田市になたまめの圃場と施設がある
「共同作業所たんぽぽ」(特定非営利活動法人ひつじの会)さんです。

たんぽぽなたまめ圃場、元気です!
この圃場(畑)は、もともと耕作放棄地でした。
昨年ほったらかしになっていて、今年は何をどうしようか?予定が立っていなかった所になたまめを植えたそうです。
たんぽぽ共同作業所施設
こちらは、精神や身体の障がいを持った方の就労のお手伝いをしているところです。

「就労移行支援」と「就労継続支援B型」があり、
就労を目指して、マナー講座、パソコン講座、などの知識や能力向上をはかり、また様々な仕事を通して地域貢献と会社運営を学んでいるとのこと。

以下のお仕事を請け負ったり企画したりしているそうです。

・よろず作業(引越作業・網戸張り替え・草刈りなど)
なかよしカフェひだまりの運営
・畑作業(なたまめはもちろん、なすやスイカ、トマトなど)
・内職の仕事
・アルミ缶や古紙等の回収
・イベントの参加(焼きそばやかき氷などを作って売っています)

お仕事の依頼は日々あり、特に今の時期は工業団地の除草作業などが入り大忙し!

依頼があれば利用者の皆さんで計画案、事務処理を含め、作業現場に赴き、作業を行うそうです。お仕事がたくさんあるって素晴らしいですね!

その中のお仕事の一つが「畑作り」で、
昨年まで使っていなかった土地を開墾して、今年初めて「なたまめ」にチャレンジ中!




なたまめ圃場の主な管理をしている
職員の中山さんにお話を伺いました。



もともと畑として上手く使えていなかった所だから、何を植えたらいいか悩んでいたところに「なたまめ」を植えることが出来てよかったです。


ただ、とにかく初めてなので、他の作物とは勝手が違いまだよく分からないんですよね。

 畝づくりはみんなで協力して行いました。
豆を植えた時も、みんなで一緒に等間隔に印を付けて土に埋めていったのですが
「ここ植えた?」「あれ?どうだっけ?」ということもしばしばで(苦笑)
芽が出てきたら、2つ出てたりして笑っちゃいました。


植え終わって5月頃は、なかなか育たなくて「大丈夫かな?」と心配したけれど、なたまめの生命力に助けられています。すごい伸びてきてビックリしています。これからが勝負ですね。


今は、週に1~2度、作業所のメンバー2~3人と職員で除草作業や脇芽をカットする作業をしています。
でも、すぐに夏草がボーボー生えてきて、足りないかな~と思っているところです。
他の作業もあるのでなかなか時間を割けないところが悩みです。


何とかしなきゃと思っていると、井上指導員から連絡があっていろいろ教えて頂けるので助かっています。言うことを聞きながら頑張っていますよ。

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ありがとうございました。
他の作業もたくさんあって、大変だと思いますが、頑張って下さいね!

「共同作業所たんぽぽ」ホームページ
たんぽぽが運営する「なかよしカフェひだまり」ホームページ

(なたまめ普及会)

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