2011年8月2日火曜日

なたまめをオススメする理由【食材として】

なたまめには、
【食材】としても【農業】としても【教育、社会貢献】としてもオススメする理由があります。
今日は「食材としてのなたまめの良さ」をお伝えします。

【食材】
なたまめは食用や薬用目的で栽培されている、熱帯アジア原産のマメ科植物です。
以下、栄養面について

機能性成分として、
◆第一に
アミノ酸の一種カナニバンがあり、排膿作用(要は膿(ウミ)を出すのですね)、抗炎症作用があります。
最近は歯槽膿漏や歯肉炎用の「なたまめ歯磨き粉」が流行っていますね。抗炎症ということで花粉症にも良いとも言われています。
◆第二は
コンカナバリンAで、抗腫瘍作用があります。癌の予防になると言われています。
◆第三は
ウレアーゼで、腎臓機能を活性化させ排尿を活発にするため水毒より起こる各種の疾患に有効とのこと。
◆第四は
ミネラルで、カルシウムやカリウム、鉄、マグネシウム、リン、亜鉛などを多く含んでいます。
これらは新陳代謝を円滑に行えるように働きます。

なたまめをそのまま食するには、花や若いさやであれば問題ないのですが、完熟した豆は毒性があるため前処理が必要です。
だから、なかなか一般には出回っていないんですね。

若いさやは、みなさんご存知の「福神漬け」に入っています。
あとは最近流行の「なたまめ茶」。洗浄・加熱、焙煎等の加工処理をしているから安心です。

適切な加工処理をせずにそのまま食べると、嘔吐や下痢、腹痛などの症状を引き起こします。
しかし、毒性ということは、昔から「毒と薬は表裏一体」と言うように薬効をもたらす成分に由来するものです。
なたまめは、世界中で医薬品として利用されているんですよ。
以上参考:「地域食材大百科第1巻」(農文協)

私もなたまめ茶を飲み始めて、女性特有のむくみや便秘が解消されてきました。体にたまった嫌な物をスッキリする効果があるようですね。
香ばしくて美味しいから子どもにも好評です。
(注:広報部員はアラフォー女子、一児の母です)

【農業】【教育・社会貢献】としても、大変優れたなたまめ、次回以降でまたお伝えしていきます。
 
(なたまめ普及会)

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