2011年7月19日火曜日

自動灌水装置

浜松市西区の山道。
耕作放棄地というか、雑木林というかすごい所に、なたまめの畑があるんです。今までも紹介しましたが農家の中村さんの畑です。


「お金にならない」&「普通の作物は作れない」
そんな耕作放棄地にとって、強い味方が「なたまめ」なんですね。


まわりはこんな感じ。


こんな場所でもなたまめは育つ
 この土地は、もともと葛(くず)が生えていたそうで、
ご覧のような根っこ?蔓が地面へガッチリと生えていた所を

葛の根っこがびっしり

それを、農家の娘さんとお母さん、女手2人だけで、取り除いたそうです!!
といっても、本当は完全に取り除くのは機械も使わないとダメですが、なたまめなら、少し残っていても大丈夫らしいです。
そこも始めやすい理由だということがわかりました。

そして、まだ土が完全でない分、ポットのまま植えてありました。

そして、支柱を張ったらできあがり。
この中村さんの畑。

すごいのが、ほったらかしOKの灌水装置!!


この畑のすごい所は、下の川の水を引っ張ってきて
自動で水が撒かれるようになっていました。

なたまめは「太陽」と「水」があれば(あと支柱ですね)育っていく
という特性を見事に使ったやり方です。

ほったらかしでOK!だから誰にでも始められる

そんななたまめの良さが、もっともっと広まったら・・・
耕作放棄地が減って、土も良くなり
場所によってはグリーンカーテンにもなって
障害者施設の皆さんのお仕事にもなる。

なたまめのすごさがわかりますね!

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