2011年7月14日木曜日

なたまめの圃場

6/17
なたまめの畑ってどんな感じかご存知ですか?

静岡県の西部、袋井市と磐田市の畑をご紹介しましょう。
ちなみに、畑のことを圃場(ほじょう)と言います。


なたまめにとっては今の時期、夏が成長期!
苗が伸び始めていて、各圃場では支柱にからみついていました。

なたまめは、水と太陽がたっぷりあれば、ぐんぐん上に伸びていくんです。

(なんてったって「ジャックと豆の木」のモデルになった植物と言われていますからね!)


▼圃場を管理しているのは様々な団体や農家さんです。成長ぶりと共に紹介しましょう!
---------------------------
まずは、
①あきは寮さん
袋井市にある障がい者施設の畑で栽培されています。支柱がキレイ!
障がい者の皆さんと職員さんが育てていらっしゃいます

なたまめ普及協会では、障がい者施設の活動の一環と収入の一助になればと思い、なたまめ圃場導入のご提案をしています。



周辺はのどかな田園地域なので、日中はこの広々とした環境を利用して、農園芸や機能訓練等、日々健康的な活動をしている施設だそうです。

実はナタマメって、とても育てやすいので、障がい者の方々と一緒に畑を増やしているんです。
もう苗はからみついて上へ上へと伸び始めていましたよ。(6/17時点)


②やくわりさん
同じく袋井市にある障がい者福祉施設です。
そして同じく、苗や支柱などを提供して障害者のみなさんと育てています。

施設から少し離れた所に圃場があり、まわりは田んぼや畑ばかりの所ですが、なたまめは「支柱」があるのですぐ分かりますね。とてもキレイに立てられていました。
その脇にはまだこれから植える苗がポットのまま用意されていました。

これがどれだけ大きくなるのか?収穫が楽しみですね。


③浅羽の農家さん
ここはびっくりするくらいの「耕作放棄地」
耕作放棄地についてはまた詳しく書きますが、要は「ほったらかしの畑」ってことですね。

まさにほったらかし!
ビニールハウスのビニールが破け、骨は丸出しで、周りには草も。
が、この骨を支柱にしてなたまめが植えられています!

まさに「リユース」!育つ場所までエコですね。
この骨の天井まで思いきり伸びていくんですよ!楽しみです。



④市民農園(ホロンの郷)さん
耕作放棄地を耕し、市民に畑を提供する目的で設立されたNPO団体の畑。
砂地に近い耕作放棄地を見事によみがえらせていました。

ここのなたまめは、何だかお上品に見えましたね。支柱の立て方でしょうか?
ハーブ園がまわりにあるからでしょうか?


④たんぽぽ(NPO法人ひつじの会)さん
こちらも袋井市の障がい者福祉施設の皆さんがお世話をしている圃場。
圃場は少し離れていて磐田の海岸近くにありました。

まわりは田んぼや畑、ビニールハウスもありましたが、先日まで圃場がそうだったように「耕作放棄地」もチラホラ・・・

↑こんな状態だったワケですね!
そんな耕作放棄地が、耕して、苗を植えて、支柱を立てて・・・と、ここまで圃場として完成したのですね。



------------------------------

豆類には、土を元気にする力があるそうです。

しかも、なたまめは、耕作放棄地の後でも特別な肥料や手をそんなに掛けなくてもぐんぐん大きくなります。

場所によってはグリーンカーテンになるし、
簡単だから、農家さんだけでなく、ご自宅や学校、障害者の皆さんとも一緒に育てることが可能

楽しみです。

また、それぞれの成長ぶりや施設について等、お伝えしていきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿