2011年8月9日火曜日

よみがえる耕作放棄地

ここは山間、道路の脇にある中村さんのなたまめ圃場です。
今年初めてなたまめにチャレンジしている農家さん。
娘さんとお母さん二人三脚で育てていて
何度か「耕作放棄地がよみがえった畑」としてご紹介しているところです。
記事① 記事②

8月に入って、まんべんなく花も莢(さや)も付き始めていました。
宇津山さんのなたまめ同様、大きい莢は30cmほどあります!

ただ、苗や畑全体を見ると宇津山さんの畑のワイルドさに比べて繊細な雰囲気。
女性がお世話しているからでしょうか?

そんな中村さんが畑に出たところにお邪魔してお話をお伺いしました。


キレイに莢がつき始めましたね!

はい、うれしいし楽しいです!
耕作放棄地がここまで変わって本当に気持ち良いです。




どのくらいの間放棄地だったんですか?

え~っと・・・10年?
(近くにいたお母様に確認)父が亡くなってからだから15年くらいですね。
もうね、見て見ぬ振りをしてきたんです。封印してました(笑)



ここは元々何を作っていたんですか?
お米です、ここ田んぼだったんですよ。でもね、この場所だとたくさん獲れないし、みかんもやっているので忙しくて。埋め立てたんです。
この辺り全部田んぼだったんだけど、みんな一緒に建築会社の人にお願いして要らない土を運んでもらって・・・
だから石だらけですしあまりいい土ではないんです。豆だからきっとここまで育ってるんでしょうね。

その放棄地を畑に戻すのを決断したんですね。

荒れ放題だったので植えられる状態にするまでは大変でした。
木をチェーンソーで切って、草を草刈り機で刈って焼いて、葛の根っこはつるはしで取って。
近所の子どもたちが「山火事だ!山火事だ!」って騒いでいて笑ってしまいました。
でも大きな重機を入れることなく、私と母と親戚だけで事足りましたよ。


他の作物なら土作りはもっと大変でしょうね。
なたまめを育ててみていかがですか?

ここまで変わって本当に気持ちいいし、周りの方々も「何を始めたの?」って興味津々。
「収穫のときは手伝うからね」と今から言ってくれていますよ。

新しいことをするのはやっぱり楽しいですね~

うちはメインがみかん農家なんですけど一日2~3時間はここへ来てしまっています。
苗が800本あるので、水やりは大変ですけどね。
元々の土がやはり良くなくて、保水力がないみたいで水分が持たないみたいで・・・
なたまめ普及会で指導員の井上さんに支柱の立て方や水やりのコツも教わっているので安心して育てています。


近くで圃場を営む宇津山さんも見学に来ました。


中村さん、なたまめの先輩である宇津山さんに色々訊いていましたよ。
なたまめ交流、良いですね♪

この場所でこの畑ができていることに興味を持ってくださる農家さんもいて、
中村モデルを広めていけたら耕作放棄地減少にも役立てるのでうれしい限りです。


なたまめの輪が広がっていくことになたまめ普及会は全力を投じます!

中村さん、貴重なお話をお聞かせ頂き、ありがとうございました。
これからも応援していきます。一緒にがんばりましょう。

(なたまめ普及会)

2011年8月8日月曜日

30cm超えの莢(さや)

浜松市西区、宇津山さんの畑がすごいことになっています!
8/5宇津山さん圃場
↑ まるで森?ジャングルのようです。静岡県西部地区では、一番の成長ぶり!
6/23には、こんなに小さい苗 だったのに!
1ヶ月半でここまで大きくなりました。だからなたまめは面白いですね。 
6/23宇津山さん圃場



畑に入ると、
花はもちろん、莢(さや)がたくさん!


そこここにぶら下がっていて、すでにこんなに大きいものもありました!
30cm超えです!



宇津山さんは、これで3度目のなたまめ栽培だそうです。

以前はハウスだったので、上に伸びきれず、さらに茂ってしまって下の方に日光が当たらず、一部にしか実がならなかったそうですが、今年初めて外の畑で栽培をした所、とても元気良く育ってくれたとのこと。


雨が少ない時期の水やりは大変だったようで、途中で自動冠水装置に変えつつ、自分で水を撒いてきました。
1200もの苗がありますから、ざっと2~3時間はかかったようです。

間引きをしきれず、たくさん植えた所は重くなりすぎて支柱が倒れそうで補強をし、
台風のときは傾いてしまって、あやうく隣のビニールハウスにお邪魔してしまいそうなアクシデントもありました。

1200の苗のうち、芽が出なくて150くらいは植え替えたとのこと。

水やり含め、そうした努力があったから、これだけ良く育っているんですね。


 とにかく元気の良い宇津山さんのなたまめ。
一つの苗から四方八方に伸びていて、両隣の支柱に絡まって莢(さや)をつけているものもありました。

「まだまだこれから。今はまだ中に豆ができてくる段階。ほら、薄いでしょ。これから豆が太ってくるんだよ」と

以前収穫したものも見せてくださいました。今の段階の莢と比べるとこんな感じ。
幅が違います


ここまで育つよう、秋~冬の収穫まで、あと少し。お世話は続きます。
宇津山さん、ありがとうございました。


(なたまめ普及会)

2011年8月5日金曜日

農協婦人部「百草会」の畑

今日は、浜松の農協婦人部の皆さんのなたまめ圃場を紹介します。
ここは、馬鈴薯で有名な浜松の三方原台地

農協婦人部の皆さんが、今年「なたまめ」にチャレンジしていらっしゃいます。
 ↓ JAとぴあ農協婦人部「百草会」のサイト ↓
http://www.ja-shizuoka.or.jp/webshop/woman/topia/index.html


なたまめ圃場の手前には
百草会サイトでも一押しされている「ウコン」が植えてあります。


ウコンって
こんな葉っぱなんですね。

沖縄が有名ですよね。
浜松でも生産されていることを初めて知りました。



「家族の健康は母の手で守りましょう」というコンセプトで健康に良いものを生産・加工されているお母さんたちのグループだそうです。


さて、なたまめは・・・?

6/23の時点で、こんなに小さかったんですね!
6/23百草会
8/5の時点ではご覧の通りの成長ぶり!
8/5百草会


ピンクの花もチラホラ。
小さいですが実が付き始めていました!


サイズを測ってみると・・・?

5~6cmですかね。


順調に花から実になっている苗をいくつも発見することができました。



今度訪問する時は、栽培されている女性部の方にお話を聞いてみたいと思います。


(なたまめ普及会)

障害者就農促進協議会設立

私は今年より不定期ですが障害者さんの作業所のナタマメ栽培のお手伝いをさせていただいています。


本当にいつもそこで作業所のスタッフの方々には頭が下がる思いです。

その関係の話題をひとつ。

先週末、関東ブロック障害者就農促進協議会が設立されました。

障害者さんの自立にに向かうためにいろいろな事例やその問題点を話し合いながら雇用の促進につながる活動を行うことを目指しています。
農業・福祉・労働の各分野のかたがたが参加していることも特徴のひとつと思います。



興味ある方は「関東農政局生産経営流通部経営支援課女性・高齢者係」が事務局ですのでチェックしてみることをお勧めします。