2011年10月6日木曜日

青ザヤ収穫~処理

 先日の台風で、各圃場で青ザヤが収穫されました。
通常は、あと少し、1~2ヶ月で大きく育って乾燥した茶色い状態で収穫となるのですが
今回は、早々に収穫を決断せざるを得なかったようですね。


そしてその後、お茶になるべく買い取られたので、その加工工場へお邪魔しました。
豆と莢(さや)だけではなく、蔓(つる)も葉も大量に収集されていましたよ。


これで250kgくらいだそうです。

なたまめって全部に栄養があるんですよ!ご存知でしたか?粉砕や焙煎など、葉や蔓、莢、豆・・・それぞれに合った加工方法を経て、ブレンドされます。

収穫量はこの日だけで1トンは超えていたそうです。
とにかくすごい量です。
今回、臨時助っ人として、
圃場も運営している障がい者の就労移行支援施設「たんぽぽ作業所」の方が活躍していました。

まず、莢を「使えるものと使えないもの」にきちんと分けた後
それぞれが作業を進めます。


布できれいに拭いて、
ナイフやカッターで先端を切って、
(いんげん豆の下ごしらえみたいですね)

莢を開いていきます。
中には赤茶色い豆が育っていました。それにしてもやっぱり大きいですね!

皆さんもくもくと、そして着々と作業を進めていて、
大体8~10kgを2人で15分ほどで処理していました。

あの量を見たら気が遠くなってしまいましたが
育成する農家さん、そしてこうした細かい作業、加工のお陰で
美味しいなたまめ茶が出来るんですね~

今度、なたまめ茶の飲み比べ記事もアップしたいと思います。

そして、少しずつ普及も進んでいて、沖縄でも栽培が進みそうですよ。
またお知らせします!

(なたまめ普及会)

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